古代の歴史

1892年の1ドル銀貨(モーガンドル)の価値とは?造幣局別の相場を徹底解説

1892年に発行されたモーガンドル(1ドル銀貨)は、アメリカのコレクターの間でも人気の高いコインの一つです。同年の総発行枚数は約1,180,000枚で、種類や状態によって価値は大きく異なり、一般的なものであれば15ドル前後から、コンディションの優れたものであれば1,250ドル以上で取引されることもあります。この記事では、造幣局ごとの発行状況と相場の目安を詳しく解説します。

1892年モーガンドルの基本データ

・総発行枚数:約1,180,000枚
・相場価格:15ドル~1,250ドル
・地金(シルバー)としての価値:約1,000ドル

フィラデルフィア造幣局発行(1892年)

フィラデルフィア造幣局は、1892年に1,178,000枚のモーガンドルを鋳造しました。同年のコインの中では最も発行枚数が多く、市場に出回っている数も多いため、比較的入手しやすいのが特徴です。

現存品の多くは良好な状態で保管されており、標準的なコンディションのものはおよそ15ドル程度で取引されています。一方、未使用(UNC)に近い美品クラスになると、保存状態に応じて100ドルから1,250ドルほどの価格が付き、特に状態の良い個体は高額で取引される傾向にあります。

サンフランシスコ造幣局発行(1892-S)

サンフランシスコ造幣局が1892年に鋳造したモーガンドルは、わずか2,000枚とされています。この圧倒的な少なさゆえに希少性が非常に高く、コレクターズアイテムとして高い評価を受けています。

確認されている多くの個体はミントステート(未使用相当)の美しい状態で残っており、コンディションに応じて1,000ドルから15,000ドルという高額な相場で取引されています。

ニューオーリンズ造幣局発行(プルーフ貨)

ニューオーリンズ造幣局は、1892年に302枚のプルーフ(鏡面のような特別仕上げ)モーガンドルを製造しました。このプルーフ貨は極めて稀少で、コレクション市場においても別格の存在です。

現存するほとんどの個体が極めて美しい状態で保たれており、状態によっては100,000ドルを超える価格が付くこともあります。

まとめ:希少性と保存状態が価値を左右する

1892年モーガンドルの価値を大きく左右するのは、「どの造幣局で何枚鋳造されたか」という希少性と、コインの「保存状態(グレード)」です。同じ年号・同じ造幣局のものであっても、傷や摩耗の有無によって価格は数倍、数十倍に変わることがあります。売却や購入を検討する場合は、専門機関による鑑定(グレーディング)を受けることをおすすめします。