古代の歴史

中世は西暦100年から400年までの期間?正しい年代をわかりやすく解説

結論から言うと、中世(中世時代)は西暦100年から400年ではありません。中世は、おおよそ5世紀から15世紀にかけて続いた約1,000年間の時代を指します。

中世の始まりと終わり

中世の始まりは、一般的に5世紀後半に西ローマ帝国が滅亡したこと(476年)をもって区切られるとされています。そして終わりは、15世紀後半にルネサンスが始まった時期とされます。つまり、中世は西暦100年や400年には始まっていないのです。

なぜ西暦100年〜400年は中世に含まれないのか

西暦100年から400年頃は、ローマ帝国がまだ繁栄を維持していた古代後期にあたります。この時期は歴史学上「古代」に分類され、中世には含まれません。中世という言葉は、古代と近世(ルネサンス以降)の間の時代を表すために用いられています。

中世の三つの区分

中世は、さらに次のような時期に細分化されることがあります。

  • 初期中世(5世紀〜10世紀頃):西ローマ帝国滅亡後の混乱の中で、新しい王国や封建制度が形成された時代
  • 盛期中世(11世紀〜13世紀頃):人口増加、都市の発展、大学の誕生、十字軍などヨーロッパが大きく動いた時代
  • 後期中世(14世紀〜15世紀頃):ペストの大流行や戦乱を経て、ルネサンスへと移行していく時代

このように、中世とは古代の終焉からルネサンスの幕開けまでをつなぐ、非常に長い歴史的时代です。その起点は5世紀、終点は15世紀であることを覚えておきましょう。