古代の歴史

インディアンとピルグリムはその後どうなったのか?

インディアン(ネイティブ・アメリカン)とピルグリム(清教徒移民)は、やがて「アメリカ人」と呼ばれるようになりました。ここでは、「アメリカ人」という言葉の起源と、それぞれの集団の歴史的背景について解説します。

「アメリカ人」という言葉の起源

「アメリカン(American)」という言葉が、アメリカ合衆国の市民を指すものとして初めて使われたのは1784年のことです。それ以降、この言葉は合衆国の市民全般を表す標準的な呼称として定着していきました。

インディアンとは誰か

「インディアン」という言葉は、南北アメリカ大陸の先住民を指すために長く使われてきました。この名称は、コロンブスが到着した土地をインドと誤認したことに由来すると言われています。現在では、「ネイティブ・アメリカン」や「アメリカ先住民」という呼び方がより適切な表現として広く採用されています。

ピルグリムとは誰か

「ピルグリム(巡礼者)」は、17世紀にイギリスからアメリカへ渡った移住者たち、特に1620年にメイフラワー号で渡航し、プリマス植民地を建設した清教徒たち(ピルグリム・ファーザーズ)を指します。彼らは宗教的な自由を求めて、危険を冒して新大陸へと向かいました。

呼称の変遷と「アメリカ人」への統合

時代が経つにつれて、「インディアン」や「ピルグリム」といった個別の呼称は次第に使われなくなっていき、「アメリカ人」という言葉が合衆国のすべての市民を指す好ましい呼称となりました。これは、多様な出自を持つ人々が、ひとつの国民としての共通のアイデンティティを形成していった歴史の流れを反映しています。