古代の歴史

1600年代にも学位はあったのか?学位制度の歴史をわかりやすく解説

「1600年代の人々は学位を取得できていたのか?」という疑問に対する答えは、イエスです。実は、学位制度の歴史は非常に古く、その起源は中世ヨーロッパにまでさかのぼります。

学位制度の起源:12世紀のヨーロッパ

世界で最初の学位が授与されたのは、12世紀のことでした。当時、イタリアのボローニャ大学とフランスのパリ大学が、法学や神学などの分野で学んだ者に正式な学位を与え始めたのが始まりとされています。

ボローニャ大学は法律学の中心地として、またパリ大学は神学・教養学の拠点として発展し、ここでの学位授与の仕組みが、後の欧米諸国の大学制度のモデルとなりました。

1600年代にはすでに現代と同じ学位体系が存在

時が流れて17世紀(1600年代)になると、ヨーロッパの大学ではすでに以下のような学位が広く授与されていました。

  • 学士号(Bachelor's degree):大学教育の基礎課程を修了した者に与えられる学位
  • 修士号(Master's degree):より高度な専門教育を修めた者に与えられる学位
  • 博士号(Doctorate of Philosophy/Ph.D.):特定分野における最高峰の学術的業績を認められる学位

つまり、1600年代の時点で、現代私たちが知っている「学士・修士・博士」という三段階の学位体系が、すでに確立されていたのです。

まとめ

学位制度は12世紀のボローニャ大学とパリ大学に起源を持ち、400年以上の時を経た1600年代には、学士号・修士号・博士号という現代とほぼ同じ学位が授与されるようになっていました。学問の伝統がいかに長い歴史を持っているかがわかるエピソードですね。