古代の歴史

スペイン征服以前のインカ帝国を統治していたのは誰?最後の皇帝アタワルパの真実

スペインによる征服以前、インカ帝国の最後の統治者(皇帝)はアタワルパ(Atahualpa)でした。彼は16世紀初頭、現在のペルーにあたる広大な地域を支配するインカ帝国の頂点に立っていました。

インカ帝国を征服したのはピサロ

ここで一つ、よくある誤解を解いておきましょう。インカ帝国を征服したのは、フランシスコ・ピサロ(Francisco Pizarro)であり、エルナン・コルテスではありません。

ピサロは1532年にペルーのカハマルカでアタワルパを奇襲的に捕らえ、身代金を受け取った後の1533年に彼を処刑しました。これによりインカ帝国は指導者を失い、急速に崩壊への道をたどることになります。

コルテスが征服したのはアステカ帝国

一方、エルナン・コルテス(Hernán Cortés)が征服したのは、現在のメキシコに位置するアステカ帝国です。彼は1519年から1521年にかけて遠征を行い、アステカの首都テノチティトラン(現在のメキシコシティ)を陥落させました。

まとめ

このように、南北アメリカにおける二つの偉大な先住民文明の征服は、しばしば混同されますが、それぞれ異なる征服者によって成し遂げられました。

  • インカ帝国(ペルー):最後の皇帝はアタワルパ、征服者はフランシスコ・ピサロ(1532〜1533年)
  • アステカ帝国(メキシコ):征服者はエルナン・コルテス(1519〜1521年)