アレクサンドリアは古代ローマではなくエジプトの都市
「古代ローマの地図でアレクサンドリアはどこにあるのか」という疑問に対する答えとして、まず知っておくべき重要なポイントがあります。それは、アレクサンドリアはもともと古代ローマではなくエジプトに位置する都市であるということです。
ただし、ローマ帝国がエジプトを支配した時代には、アレクサンドリアはローマ領の重要な都市として地図にも記されていました。そのため、古代ローマの地図上でも確認できるのです。
アレクサンドリアの正確な位置
古代エジプトの地図を見ると、アレクサンドリアの位置は以下のように特定できます。
- ナイル川デルタの北西部
- 地中海沿岸に面した場所
つまり、ナイル川が地中海に注ぐデルタ地帯の北西端に位置する港湾都市であり、地中海貿易の要衝として栄えました。
アレクサンドリアの歴史的背景
アレクサンドリアは紀元前331年、マケドニア王国のアレクサンドロス大王によって建設された都市です。その後、プトレマイオス朝エジプトの首都となり、クレオパトラの時代には東地中海最大級の文化・経済の中心地として繁栄しました。
ローマ帝国に併合された後も、ローマ本土へ穀物を供給する重要な港として高い地位を保ちました。古代ローマの地図にアレクサンドリアが記されているのは、このような理由からです。
アレクサンドリアゆかりの有名な建造物
- ファロス島の大灯台(灯塔):古代世界七不思議の一つ
- アレクサンドリア図書館:古代最大規模を誇った学術の中心
- アレクサンドリア博物館(ムセイオン):学者たちが集う研究機関
まとめ
アレクサンドリアは古代ローマ生まれの都市ではなく、エジプトのナイル川デルタ北西部、地中海沿岸に位置する都市です。現在ではエジプト第二の都市として、カイロの北西約200キロメートルの場所に存在し、今なおエジプト有数の港湾都市として賑わいを見せています。