最も有名な石造りの城は?答えはドイツの「ノイシュヴァンシュタイン城」
世界で最も有名な石造りの城として真っ先に挙げられるのが、ドイツ・バイエルン州に位置するノイシュヴァンシュタイン城です。白亜の外壁と優美な尖塔がアルプスの山並みに映えるその姿は、まさに「おとぎ話から抜け出してきたような城」と言われるほどで、訪れる人々を魅了し続けています。
19世紀に建てられた「ロマン主義の城」
ノイシュヴァンシュタイン城は、19世紀後半、バイエルン王ルートヴィヒ2世の命によって建設されました。中世の騎士道精神に強い憧れを抱いていたルートヴィヒ2世は、実戦用の要塞ではなく、中世の城をロマンチックに再解釈した理想の城を夢見ていました。
そのため、この城は防御拠点としての要塞というより、芸術と幻想を追求した宮殿としての性格が色濃く、館内には作曲家リヒャルト・ワーグナーのオペラを題材にした華麗な壁画がふんだんに施されています。
ディズニー城のモデルにもなった世界的観光地
現在、ノイシュヴァンシュタイン城はドイツ有数の観光名所となっており、年間140万人以上が訪れるともいわれています。また、ウォルト・ディズニーが「眠れる森の美女」の城をデザインする際にインスピレーションを受けたことでも広く知られており、数多くの映画やテレビ番組にも登場してきました。
フュッセン近郊の山あいに佇むこの城は、四季折々の景色とともに楽しむことができます。特に秋の紅葉や冬の雪景色の時期は絶景スポットとして特に人気が高く、多くの旅行者や写真家が訪れます。ヨーロッパ観光を計画しているなら、ぜひ一度足を運んでみたい名城です。