考古学的発見

1935年の三本足バッファローニッケルの価値は?実は存在しないコインの理由を解説

1935年の三本足バッファローニッケルは存在しない

結論から言うと、「1935年の三本足バッファローニッケル」というコインは存在しません。もし市場やオークションでそのようなコインを見かけた場合は、偽物か誤った情報である可能性が非常に高いので注意が必要です。

バッファローニッケルの基本情報

バッファローニッケル(インディアンヘッド・ニッケルとも呼ばれます)は、1913年から1938年までアメリカ合衆国で鋳造された5セント硬貨です。表面にはネイティブ・アメリカンの肖像、裏面にはバイソン(バッファロー)が描かれており、この時代に鋳造されたすべてのバッファローニッケルには四本足が刻まれています。

有名な「三本足」は1937-D版だった

「三本足バッファロー」として知られる有名なエラーコインは、実は1937年にデンバー造幣局で鋳造された「1937-D」版です。このコインでは、金型(die)の修正作業の際に研磨しすぎたことで、バイソンの前足の一本が消えてしまいました。結果として、三本足に見える希少なエラー品となり、現在ではコレクターの間で非常に高い人気と価値を誇ります。

収集する際の注意点

高額で取引される三本足バッファローニッケルを狙う詐欺的な商品も多いため、購入前には必ず以下の点を確認しましょう。

  • 発行年が1937年で、ミントマークが「D(デンバー)」であること
  • 専門機関による鑑定済みであること(PCGSやNGCなど)
  • 極端に安い価格で出品されている場合は疑わしい

1935年製のバッファローニッケル自体は一般的なコインとして流通しており、状態によっては多少のコレクター価値がありますが、「三本足」のバリエーションは存在しないため、そのような謳い文句には注意してください。