ギリシャ神話において、天空を支える巨人として知られるティタン神族のアトラス。その妻の名前はプレイオネー(Πλειόνη)です。
プレイオネーとはどんな女神?
プレイオネーは、海神オケアノスとテテュスの娘たちである「オーケアニデス(大洋のニュンペー)」の一人とされる女神です。ティタン神族のアトラスとの間に、多くの娘たちをもうけたことで知られています。
有名な七つ星「プレイアデス」の母
アトラスとプレイオネーの間に生まれた娘たちの中で最も有名なのが、プレイアデス(Pleiades)と呼ばれる七人姉妹です。
プレイアデスは夜空に輝く星団としても知られ、冬の夜空に肉眼で観測できる美しい星の集まりです。日本では古くから「すばる」という名で親しまれており、世界中の神話や伝承に登場する存在となっています。
プレイアデスの七姉妹
- マイア(Maia)
- エレクトラ(Electra)
- タイゲタ(Taygete)
- アルキュオネー(Alcyone)
- ケライノ(Celaeno)
- ステロペー(Sterope)
- メロペー(Merope)
アトラスとはどのような神か
アトラスは、ティタン神族のイーアペトスとオーケアニデスのクリュメネーの息子です。ティタン神族がゼウス率いるオリュンポスの神々との戦い(ティタノマキア)に敗れた後、罰として天球を永遠に支え続けることを命じられました。
その姿は、肩に地球や天球を担ぐ力強い男性として描かれることが多く、「アトラス」という言葉が地図帳を意味するようになった由来とも言われています。
まとめ
アトラスの妻はオーケアニデスの女神プレイオネーであり、二人の間には夜空の七つ星として知られるプレイアデスの七姉妹が生まれました。ギリシャ神話ならではの壮大な物語が、今も夜空の星々に刻まれているのです。