1400年から1750年の時期は、地理上の大発見と未知の土地の探索が盛んに行われた「大航海時代」にあたります。ヨーロッパの探検家たちによってもたらされた主な発見を、地域ごとにご紹介します。
アフリカ
1. カーボベルデ諸島
1460年、ポルトガルの探検家アントニオ・デ・ノリが西アフリカ沖のカーボベルデ諸島を発見しました。これをきっかけに、ポルトガルによる植民地化が進められました。
2. シエラレオネ
1462年、ポルトガルの航海者ペドロ・デ・シントラがシエラレオネ沿岸を探検し、ヨーロッパ人として初めてこの地域との接触を果たしました。
3. 黄金海岸(現在のガーナ)
1470年代、ポルトガルの探検家たちが金を豊かに産出する黄金海岸を発見し、沿岸部に貿易拠点を設立しました。
4. コンゴ
1482年、ポルトガルの探検家ディオゴ・カンがコンゴ川の河口に到達し、コンゴ王国との接触を実現。両国間の外交関係および貿易関係が開かれました。
アジア
1. 喜望峰
1488年、ポルトガルの探検家バルトロメウ・ディアスがアフリカ最南端に到達し、喜望峰を回航。インドへ至る海路開拓への道を切り開きました。
2. インド
1498年、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航海により、ヨーロッパとインドを直接結ぶ海上航路が確立され、両地域間の貿易と文化交流が大きく変革されました。
3. 東南アジア
ポルトガルやスペインの探検家たちが東南アジアへ進出し、マレー諸島、フィリピン、モルッカ諸島(香料諸島)などの地域に植民地や貿易拠点を築きました。
4. 中国
16世紀初頭、ポルトガルの商人たちが中国に到達し、貿易拠点の設立やヨーロッパと中国の文化交流につながりました。
アメリカ大陸
1. カリブ海諸島
1492年、クリストファー・コロンブスの歴史的な航海により、ヨーロッパ人によるカリブ海諸島の発見と、スペインによる植民地化が始まりました。
2. 北アメリカ
ジョン・カボット、ジャック・カルティエ、サミュエル・ド・シャンプランなど、多くのヨーロッパの探検家たちが北アメリカ東海岸を探検し、ヨーロッパによる植民地化の基盤を築きました。
3. 南アメリカ
スペインとポルトガルの探検家たちが南米大陸を広範囲にわたって探検し、豊かな天然資源をめぐる植民地化と搾取の時代へとつながっていきました。
太平洋
1. マゼランの世界周航
1519年から1522年にかけて行われたフェルディナンド・マゼランの壮大な航海は、史上初の世界一周を成し遂げました。マゼラン海峡の発見と太平洋の横断により、さらなる探検への道が開かれました。
2. ポリネシアとミクロネシア
スペインやオランダの航海者たちをはじめとするヨーロッパの探検家たちが太平洋に乗り出し、ポリネシアやミクロネシアの数多くの島々を発見しました。
まとめ
1400年から1750年にかけてのこれらの発見は、地理に関する知識を飛躍的に向上させ、世界の貿易ルートを一変させるとともに、世界各地域間の文化交流や相互交流を大きく促進しました。