考古学的発見

自由の女神って昔は銅色だったっけ?緑色になるまでの歴史

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自由の女神はもともと銅色だった

はい、自由の女神像はかつて銅色をしていました。1886年に完成した当時、女神像はピカピカと輝く銅の色をしていたのです。ただし、除幕式の時点でその輝きはすでに失われ始めており、銅の表面は空気に触れた瞬間から変色を始めました。

約25年かけて「緑色」へと変化

銅が空気中の酸素や湿気と反応して酸化するこのプロセスには、およそ25年の歳月がかかりました。当初は表面がくすんで茶色っぽい色へと変わり、その後さらに酸化が進むことで、青緑色の被膜――いわゆる「緑青(ろくしょう)」――が現れ始めました。そして1920年頃には、今日私たちがよく知るあの美しい緑色の姿になったとされています。

ちなみに、この緑色の被膜は単なる汚れではなく、内部の銅を腐食から守る保護膜としての役割も果たしています。もし無理に磨いて元の色に戻そうとすると、かえって女神像を傷めてしまうことになるため、現在の姿のまま保存されているのです。

当時の銅色は今も見られる

実は、自由の女神像本来の銅色は今でも目にすることができます。台座内にある博物館では、完成当初の色合いを再現した模型や資料が展示されており、1886年の除幕式当時の女神像の姿を偲ぶことができるのです。