ツタンカーメンの墓が発見された日
古代エジプト史上最大級の考古学的発見として知られるツタンカーメンの墓は、1922年11月4日、イギリスの考古学者ハワード・カーターとその調査チームによって発見されました。発見の場所は、エジプトのルクソールにある「王家の谷」です。
カーターはスポンサーであるカーナヴォン卿の支援のもと長年の発掘調査を続け、ついにほぼ無傷のまま残されていた少年王の墓を突き止めました。墓室を開けた際の「素晴らしいものを目にしている」という言葉は有名で、墓からは黄金のマスクをはじめとする5,000点以上の副葬品が出土し、世界中に大きな衝撃を与えました。
墓がある場所:王家の谷とは
ツタンカーメンの墓は、エジプト南部の都市ルクソール近郊、ナイル川西岸に広がる巨大な墓地遺跡「王家の谷」に位置しています。
王家の谷には、新王国時代(紀元前1539年〜紀元前1075年)のファラオや貴族たちの墓が数多く造営されました。ツタンカーメンのほかにも、次のような著名な王の墓が知られています。
- ラムセス2世
- セティ1世
- トトメス3世
これらの墓には鮮やかな壁画や象形文字が施されており、古代エジプト人の宗教観や死後の世界に対する考え方を今に伝える、極めて貴重な文化遺産となっています。