考古学的発見

エホバの証人の創始者は誰?設立の歴史と背景を解説

エホバの証人の創始者は誰か

エホバの証人は、19世紀後半のアメリカで始まった聖書研究運動にルーツを持つキリスト教系の宗教団体です。その基礎を築いたのは、アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身のチャールズ・テイズ・ラッセル(Charles Taze Russell、1852年〜1916年)です。

ラッセルは1870年代に聖書研究グループを組織し、1879年には機関誌『シオンの見張り塔』(現在の『ものみの塔』)の発行を開始しました。さらに1881年には「ザイオンの見張り塔冊子協会」(後の「ものみの塔聖書冊子協会」)が設立され、これがエホバの証人の組織的な基盤となりました。

「エホバの証人」という名称の由来

興味深いことに、ラッセルの時代には「エホバの証人」という名称はまだ存在していませんでした。当時の信者たちは「国際聖書研究者(International Bible Students)」として知られていました。

「エホバの証人」という名称が正式に採用されたのは1931年、ラッセルの死後に第2代指導者となったジョセフ・F・ラザフォード(Joseph Franklin Rutherford)の時代です。この名称は、聖書のイザヤ書43章10節にある「あなたたちはわたしの証人である」という一節に由来しています。

まとめ

つまり、エホバの証人の基礎を築いたのはチャールズ・テイズ・ラッセルであり、現在の「エホバの証人」という名称と組織形態を確立したのはジョセフ・F・ラザフォードだと言えます。なお、厳密には「発明された」ものではなく、既存の聖書研究運動から発展した宗教団体であるという捉え方が、歴史的により正確です。