歴史上の人物

フランソワ・オランド — フランス第24代大統領の生涯と業績

フランソワ・オランドとは

フランソワ・オランド(François Hollande、1954年生まれ)は、フランスの政治家であり、2012年から2017年までフランス第五共和政の第24代大統領を務めた人物です。1954年、ノルマンディー地方の都市ルーアンのブルジョワ(中産階級)家庭に生まれました。

フランソワ・オランド — フランス第24代大統領の生涯と業績

生い立ちと学歴

法学の学位を取得した後、名門ビジネススクールであるパリ商科大学院(HEC)に進学し、さらにパリ政治学院(シアンス・ポ)へと学びの場を広げました。1980年にはエリート官僚養成機関である国立行政学院(ENA)を卒業しています。この期は、後に首相となるドミニク・ド・ヴィルパンや、2007年の大統領候補セゴレーヌ・ロワイヤルと同期であり、フランス政界を担う人材が揃った期として知られています。

政界への道

1979年、学生時代に社会党(PS)へ入党。当時の大統領フランソワ・ミッテランに近い立場を築きながら、地方自治体の諸役職を歴任していきました。1981年の総選挙ではコレーズ県選挙区で現職のジャック・シラクと対決しましたが、この戦いは敗北に終わります。しかしその7年後の1988年、同じコレーズ県選挙区で当選を果たし、国民議会議員となりました。

また、1988年から1991年にかけては、母校であるパリ政治学院で経済学の教授を務め、学問の分野でも経験を積んでいます。

社会党第一書記として

1997年、左翼各党による連合(複数左派)が総選挙で勝利すると、リオネル・ジョスパン率いるマティニョン(首相府)の下で、オランドは社会党第一書記(党首格)に抜擢され、党の中心的存在となりました。

大統領選での勝利

2011年10月、社会党の党内予備選挙を制し、正式な大統領候補に選出されました。そして2012年5月6日に行われた大統領選決選投票で、現職のニコラ・サルコジ氏を破り当選。同年5月15日に第24代大統領に正式就任しました。

大統領としての主な政策

就任後、オランドは数々の法律の成立を実現させました。中でも国内外で大きな注目を集めたのが、同性カップル同士の結婚を認める法律(いわゆる「マリアージュ・プール・トゥス/皆のための結婚」法)で、これによりフランスにおける同性婚が法的に可能となりました。

プロフィール

生没年:1954年〜
職業:政治家
主な肩書:フランス第24代大統領(2012〜2017年)、元社会党第一書記