1966年にアメリカ合衆国で発行された第1弾のクリスマス切手には、イタリアの画家サッソフェラート(Sassoferrato)による絵画「街の聖母(The Madonna of the Streets)」が描かれていました。
サッソフェラートとはどんな画家?
サッソフェラートは本名をジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィといい、17世紀イタリア・バロック期を代表する宗教画家の一人です。聖母マリアを題材とした敬虔な作品を数多く残し、柔らかな色彩と静謐な表現で高い評価を受けてきました。
クリスマス切手と聖母子像の伝統
アメリカのクリスマス切手では、その後もルネサンスやバロック時代の巨匠たちによる聖母子像がたびたび採用されています。第1弾として選ばれた「街の聖母」は、こうした美しい伝統の先駆けとなった作品と言えるでしょう。