歴史上の人物

ベニントンの戦いで戦死した人物は誰?犠牲者の詳細を解説

ベニントンの戦い(1777年8月16日)は、アメリカ独立戦争中のサラトガ方面作戦の一環として、現在のニューヨーク州ベニントン近郊で行われた重要な戦闘です。イギリス軍の補給部隊を壊滅させたこの戦いは、後のアメリカ軍の勝利への大きな転機となりました。

この戦闘において、戦死したと報告されている人物は以下の通りです。

フリードリヒ・バウム大佐

イギリス軍側の指揮官であったドイツ人傭兵部隊(ヘシアン)の指揮官、バウム大佐が戦闘中に戦死しました。彼はベニントン周辺での補給物資の調達を目的として派遣された部隊を率いていましたが、ジョン・スターク将軍率いるニューイングランド民兵部隊の奇襲を受け、防衛線を突破され命を落としました。

兵士約26名

バウム大佐のほかに、彼の指揮下にあった兵士約26名が戦死したと伝えられています。

戦いの背景と結果

当時、イギリス軍のバーゴイン将軍はハドソン川流域の制圧を目指して南下を進めており、その途上で物資不足に陥っていました。バウム大佐の部隊は馬や食料などの徴発任務を帯びていましたが、予想以上に強力な民兵の抵抗に遭いました。

この戦いでは、戦死者のほかに負傷者を含めるとイギリス軍側の損害は200名を超え、さらに700名前後が捕虜となりました。一方、アメリカ側の損害は比較的軽微でした。ベニントンでの勝利は民兵たちの士気を大きく高め、同年10月のサラトガの戦いにおける決定的な勝利へとつながったと評価されています。