アレクサンダー大王の家族は何人いたのか
アレクサンダー大王(アレクサンドロス3世)の家族の正確な人数は、古代の記録に食い違いが多いため、はっきりとは特定できません。しかし、歴史資料にたびたび登場する主要な家族・親族については、以下のように整理することができます。
アレクサンダー大王の主な家族リスト
- 父:マケドニア王フィリッポス2世
- 母:エピロス出身のオリュンピアス
- 妻:バクトリア出身のロクサネ(ロクサーナとも表記される)
- 息子:マケドニアのアレクサンドロス4世――アレクサンダーの死後にロクサネが産んだ遺児
- 異母兄:アルリダイオス(のちのフィリッポス3世)――アレクサンダー没後に王位を継承
- 継母:クレオパトラ・エウリュディケ――フィリッポス2世の7番目にして最後の妻
- 母方の叔父:エピロス王アレクサンドロス1世――母オリュンピアスの兄弟
このほかに知られている親族
上記のほかにも、実姉のクレオパトラや、異母姉のキュナネ、テッサロニケなど、複数の兄弟姉妹の存在が記録に残っています。ただし、彼らに関する情報も断片的であり、家族の全貌が明らかになっているわけではありません。
情報が限られている理由
アレクサンダーの私生活に焦点を当てた一次資料の多くは、東方遠征を開始する前の青年期から、紀元前323年に32歳という若さでこの世を去るまでの期間を中心に書かれています。そのため、一族全体を網羅した記録は残されておらず、その他の親族については詳しいことはほとんどわかっていないのが実情です。