歴史上の人物

1924年ピースダラーの「K」マークは何の略?正規ミントマークと真贋の見分け方

1924年ピースダラーに刻まれた「K」という文字について疑問を持つコレクターは少なくありません。結論からお伝えすると、正規の1924年ピースダラーに「K」ミントマークは存在しません。アメリカ合衆国造幣局が使用したミントマークの中に「K」は含まれていないためです。

ピースダラーに使われる正規のミントマーク

ピースダラー(1921年〜1935年鋳造)は、以下の3つの造幣局で鋳造されました。

  • フィラデルフィア造幣局:ミントマークなし
  • デンバー造幣局(コロラド州):「D」マーク
  • サンフランシスコ造幣局(カリフォルニア州):「S」マーク

つまり、1924年ピースダラーに見られるマークは「D」か「S」、あるいは無印(フィラデルフィア)のいずれかです。デンバー造幣局を表すのは「D」であり、「K」ではない点に注意しましょう。

「K」に見える文字の正体とは?

もし手元のコインに「K」のような文字が見える場合、次のような可能性が考えられます。

  • 摩耗やダメージ:長年の流通による傷で、「D」や「S」の一部が変形して別の文字に見えることがあります。
  • 金型の詰まり(フィルドダイ):金型に異物が詰まると、刻印の一部が潰れて不鮮明になり、奇妙な文字に見えるケースがあります。
  • 偽造コイン・ファンタジーピース:実際には存在しないバリエーションを模した模造品である可能性もあります。

真贋を見極めるポイント

「K」マークのように見える1924年ピースダラーを見かけたら、まず基本スペックを確認しましょう。正規品は重量約26.73g、直径38.1mm、銀含有率90%(残り10%は銅)です。これらから大きく外れる場合は偽造の疑いがあります。確実に判断したい場合は、PCGSやNGCといった専門専門鑑定機関に鑑定を依頼するのがおすすめです。

まとめると、「K」は特定の造幣局を示す略称ではなく、正規のピースダラーには存在しないマークです。デンバーは「D」、サンフランシスコは「S」と覚えておけば、怪しいコインを見分ける大きな手がかりになります。