歴史上の人物

大統領が連邦予算案を提案した後、次に誰が議会へ提出するのか?予算承認プロセスの流れを解説

アメリカ合衆国の連邦予算プロセスにおいて、多くの人が誤解しやすい点の一つが「予算案の提出者」です。実は、大統領自身が連邦予算案を議会に直接提出するわけではありません。

行政管理局(OMB)が担う提出の役割

大統領が連邦予算案を作成・提案した後、実際に議会へ提出するのは、行政管理局(Office of Management and Budget:OMB)です。OMBは大統領直属の機関として、各省庁からの予算要求を取りまとめ、最終的な予算案として議会に送付します。

議会での審査プロセス

議会に提出された予算案は、まず下院および上院の歳出委員会(Appropriations Committees)に回付され、詳細な審査が行われます。両委員会はそれぞれ小委員会に審査を分担させ、各政策分野ごとの歳出法案を作成していくのが一般的な流れです。

まとめ

このように、連邦予算は「大統領による提案」→「OMBによる議会への提出」→「両院歳出委員会による審査」という複数の段階を経て進められます。大統領とOMB、そして議会がそれぞれ異なる役割を担うことで、予算編成のチェック機能が保たれているのです。