アンドリュー・ジョンソン1ドル貨幣(1865年)の価値について
1865年に発行されたアンドリュー・ジョンソン1ドル貨幣は、第17代アメリカ合衆国大統領(在任1865年〜1869年)にちなんだ希少性の高いコインです。その市場価値は保存状態(グレード)によって大きく変動し、流通品であれば数千円相当から、最高グレードでは28万ドル(約4,000万円超)を超える評価額がつくこともあります。
グレード別価格一覧(米ドル)
以下は、各グレードにおけるおおよその市場価格です。
- G(Good/並品):$631
- VG(Very Good/良品):$1,003
- F(Fine/優品):$1,382
- VF(Very Fine/美品):$1,843
- XF(Extremely Fine/極美品):$2,714
- AU(About Uncirculated/準未使用):$4,356
- MS60:$13,992
- MS61:$19,581
- MS62:$31,471
- MS63:$52,922
- MS64:$115,152
- MS65:$195,048
- MS66:$238,213
- MS67:$284,776
グレードの意味とは?
コインのグレードは、摩耗や傷の程度をもとに判定されます。GからAUまでは実際に流通したコインを指し、MS(ミント・ステート)は未使用に近い状態のコインを意味します。MSの後ろの数字が大きくなるほど保存状態が優れており、価値も急激に上昇するのが特徴です。
価値を左右するポイント
注目すべきは、MS63を境に価格が跳ね上がる点です。MS64では10万ドルを突破し、最高位のMS67では28万ドル超に達します。これは高グレードでの現存数が極めて少ないためで、わずかな状態の違いが数十倍の価格差につながります。表面の光沢(ラスター)、打ち出しの鮮明さ、傷や汚れの有無などが鑑定結果を左右します。正確な評価を得たい場合は、PCGSやNGCといった第三者鑑定機関によるグレーディングを受けることをおすすめします。