歴史上の人物

表面に頭が2つあるリンカーン・ペニーとは何ですか?

「表(オモテ面)に頭が2つあるリンカーン・ペニー」は、正規のアメリカ1セント硬貨としては存在しません。もし手元にそのようなコインがある場合、それは偽造または加工されたコインとみなされます。

本物のリンカーン・ペニーの構成

本物のリンカーン・ペニー(1セント硬貨)の表面には、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの横顔レリーフ肖像だけが刻まれており、その周囲には「IN GOD WE TRUST」「LIBERTY」、そして鋳造年などの銘文が配置されています。

一方、裏面(ウラ面)のデザインは時代によって変化しています。1959年から2008年まではリンカーン記念館、2009年には生誕200周年を記念した4種類の意匠、2010年以降は「連邦の盾(ユニオン・シールド)」が描かれています。

なぜ「両面オモテ」のコインが存在するのか

市場に出回っている「両面ともリンカーンの顔」といったコインの多くは、2枚の本物の硬貨をそれぞれ薄く削り、貼り合わせて作られたマジック用のトリックコインです。これらは通貨としての価値を一切持たず、支払いなどに使用すれば詐欺行為にあたる可能性があります。米国では貨幣の変造や不正使用は連邦法違反となるため、取り扱いには十分な注意が必要です。

見分けるポイント

加工されたコインは、縁(リム)が通常より厚い、側面に継ぎ目がある、重量や鳴らしたときの音が異なるといった特徴が現れることがあります。少しでも疑わしいと感じたら、専門の鑑定機関やコインディーラーに相談するのが確実です。