リンカーンの描かれたペニーは特別な硬貨なのか?
「エイブラハム・リンカーンが描かれたペニーはいくらの価値があるのか?」という質問をよく見かけますが、結論から言うと、そのような硬貨に特別な価値はありません。
なぜなら、アメリカで流通しているすべての1セント硬貨(ペニー)には、もともとエイブラハム・リンカーンの肖像が描かれているからです。1909年のリンカーン生誕100周年を記念してデザインされて以来、表側には一貫してリンカーンの肖像が使用されています。
つまり、額面通り1セントの価値
「リンカーンのペニーだから高く売れる」ということはなく、普通のペニーであれば価値は額面通り1セント(約1.5円)です。裏側のデザイン(ホイート・イヤー、リンカーン記念館、ユニオンシールドなど)は時代によって変わりましたが、どれも大量に発行されているため、希少性はほとんどありません。
例外として価値がつくケース
ただし、以下のような場合は収集市場でプレミアムが付くことがあります。
- 初期の発行年:1909-S VDBなど、発行枚数が非常に少ない年号の硬貨
- 鋳造ミス(エラー品):ダブルダイ(二重打ち)などの珍しいミスがある硬貨
- 未使用の美品:流通せず保存状態が極めて良い硬貨
これらに該当しない一般的なペニーであれば、リンカーンの肖像が描かれていることを理由に価値が上がることはない、と覚えておきましょう。