1981年にアメリカで発行された25セント硬貨(クォーターダラー)の価値は、保存状態と種類(バラエティ)によって大きく変わります。一般的な流通硬貨のため額面以上の高額になることは少ないものの、状態が良いものや特定の種類はコレクター市場でプレミアムがつくことがあります。
保存状態別の価値相場
グレーディング(状態評価)ごとの目安となる価格帯は以下の通りです。
- Good(並品):1.00〜2.00ドル
- Fine(良品):2.00〜3.00ドル
- Very Fine(極良品):3.00〜4.00ドル
- Extremely Fine(準未使用):4.00〜5.00ドル
- Uncirculated(未使用):6.00〜10.00ドル
摩耗が少なく、細部までシャープに残っている硬貨ほど高い評価を受けます。特に流通していない未使用品は、コレクターからの需要が高くなります。
Type 1 と Type 2 の違い
1981年のクォーターには、大きく分けて2つの種類が存在します。
- Type 1:年号の数字が大きく刻印されているタイプ
- Type 2:年号の数字が小さく刻印されているタイプ
Type 2 の方が発行枚数が多く一般的であるため、市場価値は Type 1 よりも低くなる傾向があります。手元の硬貨の年号部分をよく観察してみると、どちらのタイプかを見分けることができます。
ミントマーク(造幣局マーク)による違い
1981年のクォーターは、以下の3つの造幣局で鋳造されました。ミントマークの種類も価値に影響します。
- P:フィラデルフィア造幣局
- D:デンバー造幣局
- S:サンフランシスコ造幣局
サンフランシスコ造幣局の「S」マーク入り硬貨は、プルーフ貨として特別に製造されたものであり、一般的な流通貨よりも希少性が高い点に注目しましょう。
最も価値が高いのは「Type 1 プルーフ貨」
1981年クォーターの中で最高の価値を持つのは、Type 1 プルーフ貨です。プルーフ貨は専用の特殊なダイス(刻印工具)を使用し、複数回の打刻によって鏡面のような美しい仕上がりを実現した収集家向けの硬貨です。
この Type 1 プルーフ貨は、状態によって最大50ドル程度の価値がつくこともあります。もし1981年のクォーターをお持ちであれば、表面の光沢や打刻の鋭さ、年号のサイズなどをチェックしてみてください。思わぬプレミアムが見つかるかもしれません。