マサチューセッツ州が生んだ偉人たち
マサチューセッツ州は、アメリカ建国の歴史と深く関わるニューイングランド地方の中心地であり、歴代大統領から文学者、科学者、公民権運動のリーダーまで、数多くの歴史的偉人を輩出してきました。ここでは、マサチューセッツ州ゆかりの著名人とその功績をご紹介します。
ジョン・アダムズ(John Adams)
アメリカ合衆国第2代大統領。マサチューセッツ州クインシーの出身で、アメリカ独立革命の指導的存在として活躍しました。ワシントン政権下では初代副大統領を務め、その後大統領に就任しています。
ジョン・クインシー・アダムズ(John Quincy Adams)
第6代大統領で、ジョン・アダムズの息子。同じくクインシーの生まれです。ジェームズ・モンロー政権下で国務長官を務め、1812年戦争(米英戦争)の終結をもたらしたゲント条約の交渉を担当しました。
ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)
アメリカ史上最も有名な人物の一人で、ボストンの生まれ。科学、政治、文学の分野で多大な貢献を果たした博学者です。避雷針や遠近両用眼鏡の発明者として知られ、アメリカ独立革命においても中心的な役割を担いました。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)
超絶主義(トランセンデンタリズム)の哲学者、詩人、自然主義者。森の中の小さな小屋で2年間暮らした体験をつづった著書『ウォールデン』で広く知られています。
エミリー・ディキンソン(Emily Dickinson)
マサチューセッツ州アマーストに暮らした隠遁的な詩人。生涯に1,800編以上の詩を書き、そのほとんどは死後に出版されました。アメリカ文学史上最も重要な詩人の一人と評価されています。
W・E・B・デュボイス(W.E.B. Du Bois)
公民権活動家であり、社会学者、歴史家でもあります。全米有色人種地位向上協会(NAACP)の共同創設者の一人で、人種関係に関する影響力ある著作を多数残しました。
ジョン・F・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)
アメリカ合衆国第35代大統領。マサチューセッツ州ブルックラインの生まれです。キューバ危機や公民権運動といった激動の時代に大統領を務め、そのカリスマ性で国民を魅了した指導者でした。
ロバート・フロスト(Robert Frost)
ピュリッツァー詩作賞を4度受賞した詩人。ニューイングランドの田園生活を描いた詩で特に有名です。
マルコムX(Malcolm X)
公民権活動家で、ネーション・オブ・イスラムの著名なメンバー。人種差別や不正義に対して力強い演説で訴えかけた、雄弁な語り手でした。
アメリア・イアハート(Amelia Earhart)
女性飛行士の先駆者で、女性として数々の世界記録を樹立しました。1937年、世界一周飛行の途中に太平洋上で消息を絶ち、その謎は今も解明されていません。
まとめ
マサチューセッツ州は、アメリカの政治・文学・科学・公民権運動の発展に大きな足跡を残した人物たちを多数輩出してきた土地です。建国の父たちから20世紀の英雄まで、この州の歴史はまさにアメリカ史の縮図と言えるでしょう。