「コンピューター」と一言でいっても、その定義は視点によってさまざまです。ここでは、コンピューターを説明する際によく用いられる代表的な定義を5つご紹介します。
コンピューターの5つの定義
1. プログラム可能な電子機器
コンピューターとは、データを保存(記憶)し、取り出し、加工・処理することのできる、プログラム可能な電子機器である。これは最も一般的で基本的な定義とされています。
2. 命令を実行する汎用装置
あらかじめ与えられた一連の命令(プログラム)に従って動作するよう設計された、汎用性の高い装置という定義です。用途に応じてさまざまな処理に対応できる点が特徴です。
3. 計算を行う機械
ユーザーやプログラムから与えられた指示に基づいて、計算や各種の操作を実行する機械として定義する考え方です。「計算機」という語源にも通じる、本質的な捉え方といえます。
4. ハードウェアとソフトウェアの統合システム
ハードウェア、ソフトウェア、そして周辺機器を一体化させ、情報の処理・保存・検索を総合的に行うシステムとして定義する視点です。コンピューターを単体の機械ではなく、全体の仕組みとして捉えています。
5. データを操作する情報処理装置
データの操作や演算を行い、命令を逐次処理または並列処理の形で実行できる装置という定義です。現代のマルチコアCPUによる並列処理なども含めた、技術的な側面からの捉え方です。
まとめ
これらの定義に共通しているのは、「データを扱い、命令に従って処理を行う」という点です。目的や文脈に応じて定義を使い分けることで、コンピューターの本質をより深く理解することができます。