歴史クイズ

ボスワース・フィールドはなぜ「ボスワース」と呼ばれるのか?地名の由来を解説

ボスワース・フィールドという名前の由来

ボスワース・フィールド(Bosworth Field)という地名は、近くに位置する村「ボスワース」、すなわち現在のマーケット・ボズワース(Market Bosworth)にちなんで名付けられたと考えられています。

アングロサクソン語にさかのぼる語源

マーケット・ボズワース自体の名前は、古いアングロサクソン語(古英語)の「ボサン(bosan)」に由来するとされています。この言葉は「牛(ox)」を意味していました。そこに「ワース(worth)」という接尾辞が組み合わさっており、これは要塞化された荘園や囲われた土地を指す言葉です。さらに後の時代になって「マーケット(market)」という語が加わり、現在の「マーケット・ボズワース」という名称が定着しました。

まとめ:牛と要塞の荘園に由来する地名

以上のことから、ボスワース・フィールドとは、おそらく牛や家畜に関連する名を持つ要塞化された荘園の近くに広がる野原、といった意味合いの地名だったと考えられます。

歴史の転換点となった戦場としても有名

ちなみに、ボスワース・フィールドは1485年に行われた「ボズワースの戦い」の舞台としても広く知られています。この戦いでイングランド王リチャード3世が敗北し、勝者ヘンリー・テューダー(後のヘンリー7世)が新王朝を開いたことで、イングランド史は中世からテューダー朝の時代へと大きく転換しました。地名の由来だけでなく、歴史上きわめて重要な意味を持つ場所でもあるのです。