イングランド王(イギリス国王)によって直接統治された植民地を最もよく表す用語は、「王領植民地(Royal Colony)」です。
王領植民地とは
王領植民地とは、北米に存在したイギリス植民地のうち、勅許会社や所有者(プロプライエター)による統治ではなく、イギリス王室の直接の支配下に置かれた植民地のことです。これらの植民地はイギリス君主の直接管理を受け、国王によって任命された王室総督(Royal Governor)によって運営されました。
王室総督の役割
王室総督には以下のような責務が課されていました。
- イギリスの法律や規則の執行
- 植民地内の秩序の維持
- 植民地経済の発展の促進
主な王領植民地
王領植民地には、イギリス領北アメリカにおける最も重要かつ影響力の大きな植民地が数多く含まれていました。代表的な例として、以下の植民地が挙げられます。
- バージニア植民地
- マサチューセッツ湾植民地
- ニューヨーク植民地
- ペンシルベニア植民地
これらの植民地は、後のアメリカ合衆国の形成において重要な役割を果たし、アメリカ独立戦争(アメリカ革命)の際にも中心的な存在となりました。