1906年に鋳造された2.5ドルリバティ金貨(クォーター・イーグル)は、アメリカの金貨コレクターの間で人気の高い一枚です。本記事では、この金貨のおおよその価値相場と、その背景にある発行状況について詳しく解説します。
状態別の目安となるカタログ価値
1906年2.5ドルリバティ金貨の価値は、保存状態(グレード)によって大きく異なります。一般的なカタログに記載されている目安は以下の通りです。
- 極美品(Extremely Fine / EF):約1,500ドル
- 準未使用品(About Uncirculated / AU):約2,500ドル
- 未使用品(Uncirculated / UNC):約3,500ドル
発行枚数が多いのに高価値な理由
1906年製のリバティ2.5ドル金貨は、約1,940万枚という非常に多い発行枚数を誇ります。しかし、現在まで「真のミントステート(未使用)」の状態で残っている例はごくわずかです。
現存するほとんどの個体には、中等度から重度の摩耗が見られます。このことが美品の希少性を高め、結果として良好な状態のコインには高額な取引価格がつく要因となっています。
まとめ
1906年2.5ドルリバティ金貨は、発行枚数こそ多いものの、保存状態の良い個体は非常に少なく、特に未使用品に近いグレードのものは3,500ドル前後の価値が期待できます。売却や購入を検討する際は、信頼できる鑑定機関によるグレーディングを受けるとともに、最新の市場相場を確認することをおすすめします。