歴史クイズ

ニューイングランド植民地の主な職業とは?農業・漁業・造船など仕事の種類を徹底解説

農業

ニューイングランド植民地で最も一般的だった職業は農業です。農民たちはトウモロコシ、小麦、大麦、オート麦、ライ麦、亜麻などのさまざまな作物を栽培し、同時に牛、豚、羊、馬といった家畜も飼育して生計を立てていました。

漁業

漁業もニューイングランド植民地を支える重要な産業の一つでした。漁師たちはタラ、ハドック、スケトウダラ、サバなどの魚を大量に水揚げし、さらにアサリ、カキ、ロブスターなどの貝類も採取していました。豊かな海の恵みは、後述する貿易の発展にも大きく貢献しました。

林業(木材業)

ニューイングランド植民地には広大で豊かな森林が広がっており、家屋や船、家具を作るための木材が安定して供給されていました。木こりたちは木を切り倒し、それを製材所へ運搬。製材所では木材が板や角材へと加工され、建築資材として各地へ出荷されました。

造船業

森林資源と港湾に恵まれたニューイングランド植民地では、造船業が特に盛んに発展しました。造船所では、小型の漁船から大型の商船まで、あらゆる規模の船が建造され、植民地経済の柱となっていきました。

貿易

ニューイングランド植民地は、自らが生産した農産物、魚介類、木材を他の植民地や海外諸国と交易していました。西インド諸島、ヨーロッパ、アフリカへ商品を輸出する一方で、砂糖、糖蜜、ラム酒、茶、香辛料などを輸入していました。

商人

商人たちはニューイングランド経済において中心的な役割を担っていました。商品の売買を行うだけでなく、農民や漁師に対して信用貸し(前払い融資)を提供し、地域の経済活動を下支えしていたのです。

船員

船員たちは、ニューイングランド植民地と他の植民地や諸国との間を往復し、商品を輸送する船に乗務していました。過酷な航海を支えた彼らは、貿易網を結ぶ不可欠な存在でした。

製造業

ニューイングランド植民地には多様な製造業が根付いていました。代表的なものとしては、鍛冶、大工仕事、樽作り、靴作りなどの産業が挙げられます。

職人

職人とは、手作業で品物を作り上げる熟練した技術者たちのことです。鉄器を作る鍛冶屋、建物や家具を作る大工、樽を作る樽職人、靴を作る靴職人など、それぞれの分野で高い技術を持つ職人が活躍していました。

その他の職業

上記の産業関連の職業に加えて、ニューイングランド植民地には社会を支えるさまざまな専門職も存在していました。主なものとして、教育、宗教、法律、医療に関わる仕事があります。

  • 教師:学校や個人宅で子どもたちに読み書きなどを教えていました。
  • 牧師:教会で説教を行い、地域住民の信仰生活を導いていました。
  • 弁護士:法廷で依頼人の代理人を務め、法律問題に対応していました。
  • 医師:病気や怪我をした患者の診察と治療を行っていました。