歴史クイズ

カードカタログの3種類とは?著者名・書名・件名目録の意味と記載例を解説

カードカタログとは?

カードカタログ(図書目録カード)とは、図書館が所蔵する資料を効率よく検索できるよう、一枚一枚のカードに書誌情報を記入して整理した目録のことです。かつては図書館で本を探す際の主要な手段として広く使われており、その仕組みは現在のデジタル目録(OPAC)の基礎にもなっています。

カードカタログには、主に以下の3種類があります。

1. 著者名目録(Author Catalog)

著者の姓(ラストネーム)の五十音順・アルファベット順に並べられた目録です。「気に入った著者の他の作品を読みたい」というときに便利です。各カードには、著者名・書名・出版情報が記載されます。

記載例

  • 姓:Smith / 名:John
  • 書名:Introduction to Computer Science
  • 出版情報:New York : McGraw-Hill, 2019

2. 書名目録(Title Catalog)

本のタイトル(書名)の順に並べられた目録です。「書名はわかるが著者が不明」といった場合に役立ちます。各カードには、書名・著者名・出版情報が記載されます。

記載例

  • 書名:Introduction to Computer Science
  • 著者:John Smith
  • 出版情報:New York : McGraw-Hill, 2019

3. 件名目録(Subject Catalog)

本の主題(テーマ・件名)ごとに並べられた目録です。「特定のテーマに関する本を幅広く探したい」ときに活用できます。各カードには、件名・著者名・出版情報が記載されます。

記載例

  • 件名:Computer Science(コンピュータ科学)
  • 著者:John Smith
  • 出版情報:New York : McGraw-Hill, 2019

まとめ

カードカタログは、「著者名」「書名」「件名」という3つの切り口から資料を検索できるようにした仕組みです。同じ一冊の本に対して複数のカードが作成され、それぞれ異なる基準で整理されることで、利用者がどの手がかりを持っていても目的の本にたどり着けるようになっています。現代の図書館ではオンライン目録へと置き換えられていますが、その基本的な考え方は今も受け継がれています。