カール大帝(Charlemagne)は、実に背の高い人物だった。
DNA鑑定が裏付ける事実
ドイツのアーヘン大聖堂に何世紀にもわたって納められてきた大帝の遺骨に対して実施されたDNA鑑定の結果が、この事実を確固たる証拠をもって裏付けている。
この鑑定により、一部の研究者から繰り返し疑問視されてきた遺骨の同一性――すなわち、これが本当にカール大帝本人のものかどうか――が確認されただけでなく、その身長もほぼ正確に測定された。それは180cmから190cmの間という数値で、当時の基準からすれば極めて大柄な体格である。
中世における平均身長との比較
ご存じのとおり、中世ヨーロッパでは男性・女性ともに、現代人と比べて平均身長がかなり低かった。そうした時代において、180cmを超える長身はまさに群を抜いた存在だっただろう。
さらに、大帝の体重は80kgを超えていたとされる。長身がさらに迫力を増す、まさに「皇帝」にふさわしい堂々たる風貌だったことがうかがえる。