
フランクフルトソーセージとは?
私たちにとってすっかりおなじみとなったフランクフルトソーセージ。パンに挟んだ「ホットドッグ」は、手軽な食事として世界中で愛されています。しかし、このソーセージが誰によって、どのような経緯で生まれたのかをご存じでしょうか。
起源は13世紀のドイツ・フランクフルト
実は、柔らかくスパイスで風味づけした茹でソーセージの原型は、早くも13世紀のドイツ・フランクフルトで誕生していたといわれています。ただし、一般の市場に出回り人々の暮らしに浸透したのは、19世紀後半になってからのことでした。当時の人々はこのソーセージを「フランクフルター・ヴュルストヒェン(Frankfurter Würstchen)」と呼び、親しんだといいます。
「ウインナー」はウィーン生まれの変種
日本で一般的に「ウインナー」と呼ばれているものは、実はオーストリア・ウィーン発祥の変種を指しています。
19世紀末、ハプスブルク帝国の首都ウィーンで活躍していたドイツ人の精肉職人、ヨハン・ゲオルク・ラーナー(Johann Georg Lahner)が、豚肉と牛肉のひき肉にスパイスを加えて練り上げる製法を考案しました。こうして、現在私たちが知るフランクフルトソーセージが完成したのです。
手軽さゆえの人気と「ジャンクフード」の評価
豊かな風味と手頃な価格により、このソーセージは瞬く間に大衆の人気を博しました。しかし一方で、原材料や栄養バランスの観点から見ると、「本物の食品」とは言い難い側面があることも事実です。
だからこそ、フランクフルトソーセージがいわゆる「ジャンクフード」のカテゴリーに位置づけられるのは、決して偶然ではないのです。