マスターカードの起源
世界有数の決済ブランドとして知られるマスターカード。そのルーツは、1946年にカリフォルニア州の16行の銀行が共同で設立した「インターバンク・カード・アソシエーション(ICA)」にさかのぼります。単独の企業や個人が発明したものではなく、複数の銀行が手を携えて作り上げた組織であった点が大きな特徴です。
組織の拡大と加盟店の増加
1949年には、カリフォルニア州以外の複数の州の銀行も参加し、組織は大きく拡大しました。同年末までには、ICAカードがアメリカ国内で3万店以上の加盟店で利用できるようになり、決済ネットワークとして急速な成長を遂げました。
名称変更とその後の発展
1951年には、組織名が「インターバンク・カード・カンパニー(ICC)」へと変更されました。このようにして発展してきた銀行間の協力体制こそが、後のマスターカードへとつながる基盤となりました。現在では世界中で利用される国際的な決済ブランドへと成長していますが、その原点は、複数の銀行が連携して支払いインフラを構築した取り組みにあります。