アフリカの歴史

NAACPの設立に貢献したのは誰?創設に関わった7人の人物を紹介

全米有色人種地位向上協会(NAACP)は、1909年に設立されたアメリカ合衆国で最も歴史ある公民権団体の一つです。その設立には、多様な背景を持つ活動家や知識人が関わっていました。

NAACPの設立に貢献した主な人物

以下の7名が、NAACPの創設に貢献した人物として知られています。

1. アイダ・B・ウェルズ=バーネット(Ida B. Wells-Barnett)

ジャーナリストであり、私刑(リンチ)反対運動の先駆者として活躍しました。黒人女性の権利向上にも尽力した活動家です。

2. W・E・B・デュボイス(W. E. B. Du Bois)

社会学者・作家として知られ、NAACPの機関誌『ザ・クライシス(The Crisis)』の創刊にも携わりました。黒人の知的指導者として大きな影響力を持ちました。

3. アイ・ガーランド・ペン(I. Garland Penn)

教育者・ジャーナリストとして活動し、黒人コミュニティにおける報道と啓蒙に貢献しました。

4. ヘンリー・モスコウィッツ(Henry Moskowitz)

ユダヤ系のソーシャルワーカーであり、都市部の貧困層への支援活動を通じて公民権運動に関わりました。

5. オズワルド・ギャリソン・ヴィラード(Oswald Garrison Villard)

新聞発行者であり、著名な奴隷制廃止論者ウィリアム・ロイド・ギャリソンの孫としても知られます。NAACPの初期の資金面でも重要な役割を果たしました。

6. メアリー・ホワイト・オーヴィントン(Mary White Ovington)

婦人参政権論者でありソーシャルワーカーとして、黒人の生活実態調査などを通じて公民権運動に深く関与しました。

7. ウィリアム・イングリッシュ・ウォーリング(William English Walling)

ジャーナリスト・社会主義者として活動し、1908年のイリノイ州スプリングフィールドでの人種暴動に衝撃を受けたことが、NAACP設立のきっかけの一つとなったとされています。

まとめ

NAACPは、黒人・白人を問わず、人種差別と闘うことを志した多彩な分野の人々によって設立されました。彼らの理念と努力は、今日まで続く公民権運動の基盤となっています。