アフリカの歴史

チカマウガの戦いで南軍は勝利したのか?南北戦争西部戦線の激闘を解説

はい、南軍(アメリカ連合国軍)はチカマウガの戦いに勝利しました。1863年9月19日から20日にかけて、ジョージア州北西部のチカマウガ・クリーク沿いで行われたこの戦闘において、ブラクストン・ブラッグ将軍率いる南軍テネシー軍が、ウィリアム・ローズクランズ少将が指揮する北指揮する北軍カンバーランド軍を撃破しています。

南北戦争最大級の激戦

チカマウガの戦いは、南北戦争の西部戦線で最も流血の多かった戦闘として知られています。両軍合わせて約3万4千人を超える死傷者を出し、東部戦線のゲティスバーグの戦いに次ぐ規模の激戦となりました。

戦闘の経緯

初日の戦闘は両軍とも決定的な優位を築けないまま終わりましたが、2日目に局面が動きます。南軍の猛攻の中で北軍の防衛線に偶然できた隙間を、ジェームズ・ロングストリート中将の部隊が突き、北軍の戦線を分断することに成功したのです。

戦線崩壊を食い止められなくなったローズクランズ少将は、主力とともにチャタヌーガへ撤退。一方、ジョージ・ヘンリー・トーマス将軍が指揮する一部部隊は「チカマウガの岩」と称される粘り強い抵抗を見せ、味方の撤退を支えました。

勝利の意義とその後の展開

この勝利は、南軍にとって西部戦線における数少ない重要な勝利となりました。しかし南軍は追撃を徹底しきれず、退却した北軍はチャタヌーガで体勢を立て直します。その後、ユリシーズ・S・グラント将軍の指揮下で包囲を突破した北軍は、同年11月のチャタヌーガの戦いで南軍を敗走させ、以降の戦局は北軍に有利な展開へと傾いていきました。