イロコイ連邦(ハウデノショーニー)の成立
イロコイ連邦は「ハウデノショーニー(Haudenosaunee)」という名称でも知られる、北アメリカの先住民による連合体です。16世紀頃、以下の5つの部族国家によって設立されました。
- モホーク(Mohawk)
- オナイダ(Oneida)
- オノンダーガ(Onondaga)
- カユガ(Cayuga)
- セネカ(Seneca)
6番目の部族「タスカローラ」の加入
18世紀に入ると、タスカローラ(Tuscarora)が6番目の部族として連邦に加わりました。これにより、イロコイ連邦は「6部族(Six Nations)」とも呼ばれるようになりました。
連邦設立の目的と意義
イロコイ連邦は、加盟する各部族間の平和・統一・協力関係を促進することを目的として結成されました。「平和の大法(Great Law of Peace)」と呼ばれる憲法的な規範に基づき、部族間の紛争を防ぎ、共同の意思決定を行う仕組みが整えられていました。
この連邦の政治制度は、後のアメリカ合衆国における民主主義や連邦制の形成にも一定の影響を与えたとされており、北米史において極めて重要な存在です。