サハラ以南のアフリカ諸国の大多数は、1960年代に独立を達成しました。この時期は、短期間に多くの国が次々と独立したことから、アフリカ史における重要な転換点として位置づけられています。
なぜ1960年は「アフリカの年」と呼ばれるのか
中でも1960年だけでも17か国が独立を果たしたことから、この年は「アフリカの年(Year of Africa)」と呼ばれています。ナイジェリア、セネガル、コートジボワール、カメルーン、マダガスカル、コンゴなど、現在の西アフリカ・中央アフリカの主要国がこの年に続々と誕生しました。
独立の流れの始まり
サハラ以南アフリカで最初に独立したのは、1957年のガーナです。イギリスから独立を果たしたガーナの成功は、他の植民地にも大きな影響を与え、1960年代の独立の波を加速させました。
1960年代以降の独立の広がり
1960年代には、アルジェリア(1962年)、ケニア(1963年)、ザンビア(1964年)、ボツワナ(1966年)などが相次いで独立しました。その後も独立の動きは続き、アンゴラやモザンビーク(1975年)、ジンバブエ(1980年)、ナミビア(1990年)へと広がっていきます。
まとめ
サハラ以南アフリカの独立は、1960年代を中心に進んだことが分かります。特に1960年は17か国が一斉に独立した歴史的な年であり、アフリカ大陸の近代史を語るうえで欠かせない時代です。植民地支配からの脱却を目指したこの動きは、現在のアフリカ諸国の国家形成の基盤となっています。