パレスチナの人口の概要
2022年時点の推計によると、ヨルダン川西岸地区とガザ地区からなるパレスチナ自治区の総人口は約530万人とされています。この数字には、パレスチナの市民だけでなく、難民や外国人居住者といった非市民も含まれています。
地域別の内訳
パレスチナ中央統計局(PCBS)のデータによれば、ヨルダン川西岸地区には約300万人、ガザ地区には約230万人が暮らしていると推計されています。特にガザ地区は面積が狭い一方で人口が集中しており、世界でも有数の人口密度の高さを誇る地域として知られています。
人口構成の特徴
パレスチナの人口は非常に若いことが大きな特徴です。年齢の中央値は20歳前後とされており、出生率も比較的高い水準にあります。また、1948年の第一次中東戦争以降、多くのパレスチナ人が周辺国(ヨルダン、レバノン、シリアなど)へ避難しました。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に登録されている難民は590万人以上に上り、こうしたディアスポラまで含めると、世界中のパレスチナ人口は自治区の人口を大きく上回ると考えられています。
なお、政治情勢や紛争の影響により、正確な人口統計の把握が困難になる場合もあります。最新かつ正確な数値については、パレスチナ中央統計局や国連などの公式発表を確認することをおすすめします。