マハトマ・ガンジー(本名:モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー)は、1869年10月2日に生まれ、1948年1月30日に亡くなりました。78年の生涯を通じて、非暴力という信念を掲げ、インドの独立運動を指導した偉大な指導者です。
生誕:1869年10月2日、ポールバンダルにて
ガンジーは1869年10月2日、インド西部グジャラート州の港町ポールバンダルで生まれました。父は当時のポールバンダル藩王国の宰相を務め、母は敬虔なヒンドゥー教徒だったといわれています。この家庭環境が、後の彼の思想形成に大きな影響を与えました。
なお、彼の誕生日である10月2日は現在「ガンディー記念日(ガーンディー・ジャヤンティ)」としてインドの国民的祝日となっており、国連もこの日を「国際非暴力デー」に定めています。
逝去:1948年1月30日、ニューデリーにて
ガンジーは1948年1月30日、インドの首都ニューデリーで暗殺されました。享年78歳。夕刻の祈祷会に向かう途中、ヒンドゥー原理主義過激派の男によって銃撃されたのです。
当時のインドは、イギリスからの独立(1947年)を果たした直後であり、インドとパキスタンの分離独立に伴う宗教対立や混乱が続いていました。ガンジーの死は国内外に大きな衝撃を与えました。
ガンジーが残した功績と遺産
ガンジーは南アフリカでの弁護士時代に人種差別を経験し、そこで非暴力抵抗運動の手法を確立しました。帰国後は「サティヤーグラハ(真理への固執)」と呼ばれる非暴力不服従運動を展開し、塩の行進(1930年)など数多くの運動を通じて、イギリスの植民地支配に対するインド民衆の意識を大きく変えました。
武力によらずに独立を勝ち取ったその思想と実践は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアやネルソン・マンデラなど、世界中の人権活動家たちに多大な影響を与えています。今日でも彼は「インドの父」として深く敬愛され続けています。