「歳入委員会」は誰の時代に設立された?
この問題の答えは「ウォーレン・ヘースティングス(Warren Hastings)の時代」です。歳入委員会(Board of Revenue)は、イギリス領インドの初代ベンガル総督であるウォーレン・ヘースティングスによって設立されました。
歳入委員会とは何か
歳入委員会は、1772年にヘースティングスがベンガル総督に就任した際、歳入行政の改革の一環として創設された機関です。主な役割は、土地税(地租)の徴収と歳入の統括管理でした。
当時のイギリス東インド会社にとって、ベンガル地方からの歳入は最も重要な財源でした。しかし、それまでの徴収体制はザミンダール(地主層)への委託などが中心で、不正や滞納が後を絶ちませんでした。そこでヘースティングスは、会社が直接徴収を行う体制を築くために歳入委員会を設置したのです。
ウォーレン・ヘースティングスの改革との関係
歳入委員会の設立は、ヘースティングスが推進した一連の行政改革の一部でした。彼は司法制度の整備や官吏の給与体系の見直しなどにも着手しており、イギリス領インドにおける近代的行政の基礎を築いた人物とされています。
試験対策のポイント
- 歳入委員会 = ウォーレン・ヘースティングス(頻出の組み合わせ)
- 設立年は1772年
- 役割は土地税の徴収・歳入管理
- ヘースティングスは初代ベンガル総督(後に初代インド総督)
インド史や植民地支配に関する一般教養試験では、「〜は誰の時代に設立されたか」という形式の問題が多く出題されます。人物名と機関名のセットで覚えておくと、得点につながりやすいテーマです。