幕末、数多くの志士たちが活躍した新選組。その中に、現代ではあまり知られていない隊士がいます。四番隊組長まで昇りつめた松原忠司。新選組ファンでなければ、その名を聞いたことがない方も多いかもしれません。しかし彼には、あまりにも切ない最期を遂げたという逸話が残されているのです。松原忠司のプロフィール生没年:1835年頃〜1865年(池田屋事件は1864年)播磨国小野藩(現在の兵庫県)の出身で、新選組入隊前は大坂で柔術道場を開いていました。28歳頃、壬生浪士組(新選組の前身)に入隊。29歳頃、新選組の名を全国に轟かせることとなった「池田屋事件」が発生。このとき土方歳三の隊に属して活躍し、褒賞を授かりま