ツタンカーメン王は本当に戦争をしたのか?
はい、ツタンカーメン王は実際に他の集団との戦争に赴いたことが記録からうかがい知れます。特に有名なのが、現在のスーダンにあたるエジプト南方の地域に住んでいたヌビア人に対して率いた軍事遠征です。
遠征の目的とは?
この衝突の正確な理由は完全には解明されていません。しかし、当時のエジプトの状況から推測すると、ツタンカーメンはエジプトの南の国境を安定させ、王国の領土拡大を目指していたものと考えられています。
ツタンカーメンは幼くして即位したファラオであり、実務は大臣たちに支えられていた時期もありましたが、王としての威信を示すための対外遠征は重要な政治的意味を持っていました。
勝利の凱旋と突然の死
遠征は成功を収め、ツタンカーメンは勝利したファラオとしてエジプトへ凱旋したと伝えられます。しかし皮肉なことに、この遠征の後まもなくして彼は亡くなったとされています。
その死因については諸説あり、
・戦闘で負った傷が原因
・狩猟中の事故によるもの
といった可能性が指摘されています。若き王の突然の死は、古代エジプト最大の謎の一つとして今も研究が続けられています。