クー・クラックス・クランの発祥の地
クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan、通称KKK)は、南北戦争終結直後のアメリカ合衆国で誕生した人種差別団体です。その発祥の地は、テネシー州の小さな町プラスキ(Pulaski)です。
1865年、元南軍将校6人によって結成
KKKは1865年、南北戦争で敗北した南軍(アメリカ連合国軍)の元将校6人によって設立されました。当初は社交的な秘密結社として始まったとされていますが、やがて暴力的な組織へと変貌していきました。
解放された黒人への弾圧が主な目的
KKKの本来の目的は、奴隷制から解放されたばかりのアフリカ系アメリカ人を恐怖に陥れ、抑え込むことにありました。彼らは暴力、脅迫、経済的な強要といった手段を用い、投票権や公職への就任をはじめとする公民権の行使を妨害しました。
標的は黒人だけではなかった
さらにKKKは、アフリカ系アメリカ人だけでなく、カトリック教徒、ユダヤ教徒、移民なども攻撃の対象としました。こうした排他的な思想と過激な活動により、KKKはアメリカ史上最も悪名高い差別団体の一つとなったのです。