北米の歴史

アノラックの発祥の国はどこ?その起源と歴史を解説

アノラックの発祥の国はグリーンランド

フード付きの防水ジャケットとして知られる「アノラック」。その発祥の地は、北極圏に位置するグリーンランドです。20世紀初頭、過酷な寒冷気候の中で暮らす現地の人々が、身を守るために着用していたことが始まりとされています。

当初のアノラックは、アザラシやカリブー(トナカイの一種)の皮を使って作られたものでした。氷点下まで冷え込む厳しい北極の環境から体を守るための、まさに生活に欠かせない実用的な衣類だったのです。

「アノラック」という名前の由来

「アノラック(anorak)」という言葉は、グリーンランド語の「アノラq(anoraq)」に由来しています。「anoraq」は「フード」や「パーカ」を意味する言葉で、頭から被るタイプの防寒着を指していました。

実用的な防寒着から世界のファッションアイテムへ

もともと北極地方の過酷な天候に対応するために設計されたアノラックですが、優れた防風性・防水性といった高い機能性が評価され、現在では世界中で愛される人気のファッションアイテムへと進化しました。

登山やキャンプなどのアウトドアシーンで活躍するのはもちろん、日常のコーディネートに取り入れやすいデザインも増えており、幅広い世代に支持されています。発祥から100年以上が経った今もなお進化を続けるアノラックは、機能性とデザイン性を兼ね備えた定番ウェアとして、これからも長く愛され続けることでしょう。