答え:セントラル・パシフィック鉄道
アメリカ大陸横断鉄道の建設を担った2つの鉄道会社のうち、カリフォルニア側から工事を始めたのはセントラル・パシフィック鉄道(Central Pacific Railroad)です。
東西から進んだ2つの鉄道会社
1860年代のアメリカでは、東部と西部を鉄道で結ぶ「大陸横断鉄道」計画が国家事業として推進されました。この巨大プロジェクトは、以下の2つの鉄道会社によって東西から同時に建設されました。
- セントラル・パシフィック鉄道:カリフォルニア州サクラメントを出発点とし、東へ向かって建設を進めた
- ユニオン・パシフィック鉄道:ネブラスカ州オマハ(カウンシルブラフス)から西へ向かって建設を進めた
1869年「黄金の釘」で完成
両社の路線は1869年5月10日、ユタ州プロモントリー・サミットでつながり、記念すべき「黄金の釘(ゴールデンスパイク)」が打たれて大陸横断鉄道が正式に完成しました。
この鉄道の開通により、それまで馬車や船で数か月を要した大陸横断の旅が約1週間にまで短縮され、人や物資の移動が飛躍的に向上しました。アメリカ西部開発の歴史における最大の転換点の一つとされています。
セントラル・パシフィック鉄道の建設と中国人労働者
セントラル・パシフィック鉄道の建設では、シエラネバダ山脈の険しい地形を越えるため、トンネル掘削や盛土など過酷な作業が数多く行われました。これらの難所を突破するために、多くの中国人移民労働者が従事し、その貢献は今日でも高く評価されています。