はい、1954年当時、シカゴでは夏時間(DST、サマータイム)が実施されていました。ただし、その実施は連邦法に基づくものではなく、都市や州ごとの判断に委ねられていた時代のものでした。
1954年のシカゴと夏時間
アメリカ合衆国における夏時間の歴史は、第一次世界大戦中の1918年にさかのぼります。戦後に一度廃止された後は、各地域が独自に導入の可否を決められる「ローカルオプション」の時代が長く続きました。第二次世界大戦中には「ウォータイム」と呼ばれる通年夏時間が全国で実施されましたが、終戦後は再び地域ごとの対応へと戻っています。
シカゴはそうした流れの中で夏時間を積極的に採用していた都市の一つであり、1950年代には毎年春から秋にかけて時計を1時間進める慣行がすでに定着していました。
全国的な統一は1966年になってから
夏時間を全国的に統一する法律として成立したのは、1966年の「均一時間法(Uniform Time Act)」です。この法律はリンドン・B・ジョンソン大統領の下で制定され、1967年から適用されました。それ以前は、隣接する都市や州の間でも夏時間の有無や期間が異なることが多く、鉄道や放送、ビジネスのスケジュールに混乱が生じることも珍しくありませんでした。
まとめ
1954年のシカゴには夏時間がありました。ただし、それは現在のような連邦法に基づく制度ではなく、地域の判断によるものであり、全米レベルでの標準化は1966年の均一時間法を待つことになったのです。