アメリカの国歌が公式に制定された日
アメリカ合衆国の国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」は、1931年3月3日に正式な国歌として制定されました。この日は議会の決議にもとづき、当時のハーバート・フーヴァー大統領が法律に署名したことで、アメリカに初めて公式の国歌が誕生することとなりました。
「星条旗」の誕生背景
この歌の歌詞は、1812年戦争(米英戦争)中のできごとに由来しています。1814年9月、弁護士であり詩人でもあったフランシス・スコット・キーは、イギリス海軍によるボルチモアのマクヘンリー要塞への激しい砲撃を目撃しました。
一晩中続いた攻撃の後、夜明けとともに星条旗がまだ要塞の上にはためいているのを見たキーは深く感動し、その光景を詩に書き残しました。この詩が後に曲をつけられ、「星条旗」として広く歌われるようになったのです。
国歌制定までに100年以上の歳月
「星条旗」は長年にわたり、軍隊の式典や公共の場で愛唱されてきましたが、法的に国歌と定められるまでには117年もの時間を要しました。1931年の制定以降、同曲はアメリカの愛国心を象徴する存在として確固たる地位を築いています。
まとめ
アメリカの国歌「星条旗」は、1814年のマクヘンリー要塞防衛の逸話にルーツを持つ歌であり、1931年3月3日に正式な国歌として認められました。今日でもスポーツイベントや国家行事などで歌い継がれ、アメリカを代表する象徴となっています。