北米の歴史

第一次世界大戦の第351歩兵連隊C中隊とは?沿革と部隊章の意味を解説

第351歩兵連隊C中隊(アメリカ軍)の概要

第351歩兵連隊C中隊は、第一次世界大戦中の1917年にアメリカ国民軍(National Army)として編成された部隊です。テキサス州のキャンプ・トラヴィスで組織され、大戦終結後の1919年に復員しましたが、その後は組織予備役として再編成され、第90歩兵師団に配属されました。以下では、その部隊沿革と、1922年に承認された部隊識別章および紋章について詳しく解説します。

部隊沿革(リネージ)

  • 1917年11月27日:国民軍において「第351歩兵連隊C中隊」として編成される。
  • 1917年12月5日:テキサス州キャンプ・トラヴィスにて組織される。
  • 1919年1月10日:ニューヨーク州キャンプ・ミルズにて復員(動員解除)。
  • 1921年6月24日:組織予備役(Organized Reserves)において再編成され、同時に第90師団(後の第90歩兵師団)に配属される。

部隊識別章(Distinctive Unit Insignia)

意匠の説明:全体の高さ1 1/8インチ(約2.86cm)の銀色金属およびエナメル製の徽章です。盾は「斜め逆帯割りで銀地と赤地に分けられ、基部で接する2本の松の木(自然色)」が描かれ、盾の下部と両側面には赤と白のバラの花環、さらに「READY」の文字が刻まれた巻物が付されています。

象徴の意味:

  • 赤と白のバラは、編成地となったテキサス州の州花を表しています。
  • 赤色は、この中隊が第一次世界大戦で果たした功績を象徴します。
  • 2本の松の木は、連隊を構成する2個大隊を表しています。
  • モットーは「Ready(準備万端)」です。

承認:この部隊識別章は1922年8月28日に承認されました。

紋章(Coat of Arms)

紋章記述(ブレイゾン):

  • 盾:斜め逆帯割りで銀(Argent)と赤(Gules)に分割され、基部で結ばれた2本の松の木(自然色)。
  • クレスト:テキサス州陸軍州兵の連隊および独立大隊に共通する意匠。金色と青色の花環の上に、実をつけた2本の生樫(ライブオーク)の枝に挟まれた五芒星。
  • モットー:「READY」。

象徴の意味:

  • 盾:赤と白のバラはテキサス州の州花を、赤色は第一次世界大戦における同中隊の功績を、2本の松は連隊の2個大隊をそれぞれ表します。
  • クレスト:テキサス州陸サス州陸軍州兵の紋章です。
  • モットー:「Ready(準備万端)」。

承認:この紋章も部隊識別章と同様に、1922年8月28日に承認されました。