アメリカ合衆国で流通している通貨は「米ドル(USD)」です。ドル建ての紙幣と硬貨にはいくつかの種類があり、それぞれに愛称や特徴があります。ここでは、アメリカの紙幣・硬貨の種類をわかりやすくご紹介します。
アメリカの紙幣(ドル札)の種類
現在アメリカで発行されている紙幣は、以下の7種類です。すべて連邦準備制度(Federal Reserve)によって発行されています。
- 1ドル紙幣 … 自動販売機などでは使えない場合もあり、近年は使用頻度が低くなっています。
- 2ドル紙幣 … 非常に珍しい額面で、縁起物や記念品として保管されることも多い紙幣です。
- 5ドル紙幣 … 日常的な少額支払いに便利な紙幣です。
- 10ドル紙幣 … レストランやカフェでの支払いによく使われます。
- 20ドル紙幣 … ATMで最も多く引き出される、最も一般的な紙幣です。
- 50ドル紙幣 … 比較的高額な買い物に使われます。
- 100ドル紙幣 … 最高額面の紙幣ですが、偽造防止のため店舗で細かく確認されることがあります。
なお、かつては500ドル、1,000ドル、5,000ドル、10,000ドルといった高額紙幣も存在しましたが、1969年に流通が停止され、現在は発行されていません。
アメリカの硬貨の種類
アメリカの硬貨は「セント(¢)」単位で、1ドル=100セントです。主な硬貨は以下の6種類です。
- 1セント(ペニー) … 銅メッキされた亜鉛製の硬貨。1ドルの100分の1の価値があります。
- 5セント(ニッケル) … 銅にニッケルをメッキした硬貨です。
- 10セント(ダイム) … 銀色の硬貨。実はすべての硬貨の中で最も小さいサイズですが、ペニーやニッケルより価値が高いので注意が必要です。
- 25セント(クォーター) … 銀色の硬貨。洗濯機やパーキングメーターなどで最もよく使われる、日常に欠かせない硬貨です。
- 50セント(ハーフダラー) … 銀色の大型硬貨。ほとんど流通しておらず、見かけることは稀です。
- 1ドル硬貨 … 金色の硬貨。サカガウィア1ドル硬貨や大統領1ドル硬貨などの種類があります。
旅行者が知っておくと便利なポイント
- ダイム(10セント)は一番小さな硬貨なので、うっかり見落としがちです。サイズではなく色と大きさで価値を判断しましょう。
- コインランドリーや駐車メーターではクォーター(25セント)が必要になることが多いため、常備しておくと安心です。
- 100ドル札は偽造トラブルを避けるため、受け取りを拒否される店舗もあります。20ドル札などを中心に両替するのがおすすめです。
アメリカの通貨の仕組みを理解しておくと、ショッピングやチップの支払いもスムーズになります。渡米前の予習として、ぜひ参考にしてください。