北米の歴史

南軍旗はいつから使用され始めたのか?その歴史と由来を解説

南北戦争期に使用された「南軍旗」は、正式名称を「スターズ・アンド・バー(Stars and Bars、星と帯)」といい、1861年にアメリカ連合国(南部連合)によって初めて公式に採用されました。

最初の南軍旗「スターズ・アンド・バー」

この旗は主としてアメリカ連合国海軍の艦首旗(ジャック)として使用され、陸軍の部隊によっても時折掲揚されていました。赤地に白い星を配した青い斜め十字が特徴的なデザインで、当時の南部諸州の象徴となっていきました。

有名な長方形の「リベル・フラッグ」との違い

一般に「南軍旗」として広く知られている、赤地に青いサルタイア(斜め十字)と白い星が描かれた長方形の旗、いわゆる「リベル・フラッグ(Rebel flag)」は、実はアメリカ連合国政府によって公式に採用されたものではありません。

このデザインは元々、戦場での識別を目的とした軍旗(バトル・フラッグ)として考案されたものであり、後に南部の象徴として民間で広く普及しました。つまり、歴史的に見ると「公式な国旗」と「象徴的な戦旗」は別のものである点に注意が必要です。

まとめ

南軍旗の歴史は1861年の「スターズ・アンド・バー」の採用から始まりましたが、現代で一般的にイメージされる長方形の旗は、公式な政府の旗ではなく、戦場で用いられた軍旗が起源であるという事実を理解しておくことが重要です。